「YouTube徹底利用・集客セミナー」の概要
毎回多くの参加者が集まるYouTubeセミナー
今回は「YouTube徹底利用・集客セミナー 90%の人が知らない最も重要なこととは?」を行いました。
開催日:2020年9月25日
主催:堺商工会議所
参加人数:50名
アンケート結果
セミナー内容について 大変満足42% 満足48%
お役立ち度について 大変役立つ38% 役立つ56%
本セミナー4つのパートで構成しています。
1 YouTube活用メリット
2 YouTube活用事例
3 YouTubeの仕組み
4 YouTube最適化
5 本日のまとめ
各パートの説明を終えるごとに3分間の時間を設けて、「学んだことを要約する」「自社に活用できるポイントの整理」を考えてまとめることをしていただきます。そうすることで理解がより一層深ままります。
1 YouTube活用メリット
グーグルが考えるYouTube新基準
かってはYouTube動画をアップロードするだけで、グーグルのSEOとして高い効果が見込めました。
今は、SEO効果を求めるならば、
1 知りたいコト・モノを検索したとき文字を読むより動画で話を聞いた方がわかりやすい
2 知りたいコト・モノを検索したとき文字や写真よりも動きが見れた方がわかりやすい
これが、動画コンテンツに求められています。
私たちはどう活用すれば良いのか?
YouTube活用には2つの選択肢があります。
・ユーチューバーを目指し広告収入を得る
・ビジネスツールとして活用する
セミナーでは「ビジネスツールとして活用する」ための重要ポイントを説明します。
自社の営業の仕組化
ビジネスツールとして活用するためには自社の営業の仕組化を前提として動画活用を考える必要があります。営業の仕組化とは自社のお客を増やす仕組みです。
継続客、新規客、見込客など増やすためのアクションの一部としてYouTube動画を活用に明確な目的を持たせることが重要です。
2 YouTube活用事例
弊社のお客様アンケート結果で「YouTubeによるビジネス効果がある」と回答のあった会社から3社をピックアップして事例として紹介します。
事例3社の共通ポイント
動画の利用目的が明確
・ターゲット客を見込客にするための動画活用
・見込客を新規客にするための動画活用
・新規客を継続客にするための動画活用
など、営業の仕組化の中で、どのアクションのために動画を利用するのかを明確にしていることがビジネス効果を出しているポイントです。
3 YouTubeの仕組み
セミナー後半ではYouYubeの仕組みについて説明します。
まずは、Alphabet、Google、YouTubeの関係性を説明します。その上で、YouTubeのアルゴリズムの特徴に説明します。
Alphabet
・2015年にグーグルの事業再編を目的とした持株会社を設立
・グーグルは検索などの主力事業に特化
・YouTubeはグーグルの子会社として位置付け
・広告事業においてフェイスブックとの競争激化
・ツィッター、インスタグラム躍進によりグーグル離れが進む
・アマゾンの広告事業参入
YouTube
・2006年売上0 2019年売上1兆6000億
・YouTubeは視聴者が求める動画を表示させることに注力
・YouTubeアルゴリムが視聴者一人一人の興味関心に合わせた動画をトップページ、YouTube検索、関連動画に表示させている。
YouTubeアルゴリムの特徴
1トップページは、それぞれの視聴者への関連性が最も高い動画が表示されるため、ここにアクセスすれば見たい動画が見られるようにしている。
2関連動画は視聴者個人のこれまでのアクティビティに基づいて、次に見たくなると予測される動画が表示させている。
3Googleの検索エンジンと同様に、YouTubeの検索ではキーワードクエリへの関連性が最も高い結果を表示させている。
4 YouTube最適化
YouTubeアルゴリムの特徴を理解した上で、アップロードした動画をYouTubeで最適化を測るためには、アップロードした動画データとアナリティクスが重要になる。
動画データ
1.動画データの重要性
・YouTubeはアップロードされた動画を見て内容を完全に把握することはできない
・動画データが不十分だと誰に表示させるか判断に困る
2.動画タイトルの作り方
・YouTube検索アルゴリズムの特徴はGoogleの検索エンジンと同様に、YouTubeの検索ではキーワード クエリへの関連性が最も高い結果が表示される
・検索キーワードとタイトルの文字合致率によって何を表示させるか判断する
3.サムネイルの重要性
・クリックに影響を与える最重要要素
・カスタムサムネイル設定を行う
4.説明欄の活用方法
・説明欄はGoogle検索においてもに重要
・上部に訴求したい内容、下部動画内容全て記載することで文字データにより動画内容をアルゴリズムが理解する
5.タグの設定
・関連動画は視聴される確率高い
・関連動画は視聴者個人のこれまでのアクティビティに基づいて、次に見たくなると予測される動画が表示される
・アルゴリズムにとって関連動画に表示させる重要な動画データはタグ
アナリティクス
・アナリティクスには全体と個別の2種類がある
・アナリティクスは自分の動画が誰からどのように視聴されているか知るためのツール
1.平均視聴時間
45%以上が目標
2.インプレッション数
関連動画として表示表示された回数
3.インプレッションのクリック率
インプレッション1回あたりの再生回数
5 本日のまとめ
- ビジネスツールとしてYouTubeは活用できる。
- YouTubeの自社の営業の仕組化の中のアクションとしてとらえ、目的を明確にして戦略的に活用する。
- YouTubeアルゴリズムを理解し、動画データを最適なものにしておく。
- アナリティクスを活用して、動画データの修正をおこない、YouTube最適化のレベルアップを行う。